【アトリエだより】手染め革と個性のお話

「えみいろ。」オリジナルの手染めレザー『日本の伝統色シリーズ』

急がず、慌てず、丁寧に、そして時には大胆に。

革が染料を受け入れる時間を、ゆっくりと大切にしながら、

染めては乾かし、染めては乾かし、手染めで色を入れています。

天然皮革は、まったく同じ状態のものは無いため、時には思うような色が出ないこともあります。

以前、どうすれば色の仕上がりを制御できるか考えたこともありましたが、革それぞれの個体差も、その時々の革が見せてくれる景色であり、大切な個性として受け止めるようになりました。