こんにちは!えみいろ。店主です。
連日、とても暑い日が続いていますね〜
太陽光がガンガン降り注いできているのを肌で感じます。
女性の方は紫外線対策など、色々と大変かと思います。
当店の一押しオリジナルレザー「柿渋染めレザー」は、紫外線が大好物のレザーです。
今日の記事では
- 柿渋染めレザーについて。
- 柿渋染めレザーの経年変化を比べてみました。
という事について書いています。
柿渋染めレザーについて
今まで何度も紹介させていただいていますが、柿渋染めは「太陽の染め」とも称される日本古来の染めものです。
当店が作る柿渋染めレザーも、染めあげてから一枚一枚アトリエにて天日干しをして仕上げています。
しかし、まだ製品になった段階では、本領発揮しきっておりません。
柿渋染めレザーに限らず、当店が作っている商品は全て、お客様の手で完成される事が望ましいと考えています。
なので、柿渋染めレザーも店頭に並んでいる状態は生まれたての赤ちゃん状態です。
お手元で使っていただくうちに、どんどん革が成長し、味が出てくるようになっています。
柿渋染めレザーの経年変化を比べてみました。
まずは、今回の記事冒頭の写真をご覧ください。
左が、ほとんど日焼けしていないもの。
右が、2ヶ月ほど店の窓際に並べて日焼けさせたものです。
いかがでしょうか?
同じ色(染め)とは思えないほど、色の変化が起こっている事を分かっていただけるかと思います。
他の色革についても、タンニン鞣しのヌメ革をベースに手染めしていますので、経年変化というのは起こりますが、2ヶ月でここまで変化するのはこの「柿渋染めレザー」だけです。
もちろん、実際にお客様がお使いになられる場合は、ずっと窓辺に置いておくというような使い方はされないと思いますので、経年変化はもっと緩やかかもしれませんが、経年変化を楽しみやすいレザーだという事です。
お客様によっては、オイルやワックスを塗られる方もいらっしゃるかと思います。そうするとまた違った変化を楽しめます。
太陽光による経年変化をあまり望まないお客様は、柿渋染めレザーを極力太陽光などの光に当てないようにご注意くださいね。
※写真は、お使いのPCやスマートフォンなどの環境により、色味などに誤差が生じます。